■トリガーポイント鍼とは?
トリガーポイントと呼ばれる痛みの引き金になっている部分に鍼を打って痛みを取る方法です。
解剖学的知識と整形外科的検査で痛みの原因の場所を特定してから行うのでとても効果的です。
■トリガーポイント鍼のメリットは?
- おしりや腰などの深い筋肉に出来たトリガーポイントにも直接アプローチできます。
- 薬などを使わないので副作用がとても少なくて安心です。
- トリガーポイントを刺激すると副交感神経機能が活性化して、よく眠れたり、胃腸の動きが活発になったり、ストレスの緩和が期待できます。
- 硬い筋肉を刺激することに加え、副交感神経の活性の相乗効果で血流が改善します。
■トリガーポイントって何?
トリガーポイントとは、痛みを起こす引き金になるポイントのことです。
痛みを感じる部分に出来ることもありますが、痛む場所から離れた位置に出来ることもあります。
そのため、トリガーポイントが原因の痛みは、病院へ行ってもなかなか原因が見つからないことがあります。
■トリガーポイントが出来てしまう原因は何?
- デスクワークなどで同じ姿勢を長時間している
- 歩き方や日常での習慣(歩きにくい靴で歩く・足を組んで座る)
- スポーツやタイピングなどで同じ筋肉ばかり何度も使っていたりする
また、ケガや外傷などの癒着(皮膚や筋肉の膜などが炎症によってくっついてしまうこと)によってトリガーポイントが出来ることもあります。
■トリガーポイントはどこに出来るの?
筋肉だけでなく、筋肉表面を覆う筋膜や靭帯、関節を覆う膜など、いろいろな場所にトリガーポイントは出来ます。
■どうやってトリガーポイントは出来るの?
大きく2つのパターンがあります
- 筋肉の血流が悪くなって硬くなり、酸素や栄養が不足して筋肉に過敏な部分が出来る
- 重なり合う筋肉がこすれて筋肉の表面の筋膜が過敏になる
どちらの場合もトリガーポイント鍼療法で改善できます。